京都府クマ遭遇AI予測マップ|上智大学 深澤研究室
京都府クマ遭遇AI予測マップ
Updated: 2025.11.04 10:12:36
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このマップは、上智大学 深澤研究室で開発したモデルを使用し、京都府内のクマ遭遇確率を予測したものです。
- マップ上のXは直近のクマと遭遇した場所を表しています。
- 赤から黄色へのグラデーションのマーカーは、AIが推定したクマと遭遇する確率を示しています。赤に近いほど遭遇リスクが高いことを表しています。
- マーカーはピンポイントの場所ではなく、マーカー周辺での遭遇確率を表しています。マーカーは1km四方のメッシュの中心に配置してあります。
- マーカーが配置されていない場所はデータ不足のため予測対象外です。遭遇予測はしておりませんのでご注意ください。
- このマップはあくまで注意喚起の目的で作成されたマップです。自治体からの情報や現地の最新の情報を優先してください。
- 本マップのアップデートや追加などはX上で発信しております。X.com(旧Twitter)
どの色のマーカーから警戒すればよいの?
- 実際に遭遇が発生する場所を見逃してしまうリスクを避けるために「やや高い」や、自治体によっては「可能性あり」のマーカー周辺から警戒することをお勧めします。詳細な理由は次の質問への回答をご覧ください。 もちろん「低い」となっているエリアでも絶対にクマと遭遇しないというわけではありません。必ず自治体からの最新情報を最優先にご確認ください。
このマップの予測はどのくらい当たるの?
- このマップで黄色や薄いマーカーだからといって絶対にクマと遭遇しないというわけではありません。また、赤に近いマーカーだからといって100%クマに遭遇するわけではありません。
- AIによるクマ遭遇予測モデルがどれぐらい当たるのかは、2種類の指標によって計測することができます。適合率と再現率の2つです。
- 適合率とは、「クマと遭遇する」と予測した場所のうち、実際に遭遇が発生した割合を表します。 例えば、上のマップで「非常に高い」と表示されたマーカーが300個あり、そのうち150個の地点で実際の遭遇が発生した場合、適合率は150 ÷ 300 = 0.5(50%)となります。
- 再現率とは、実際に遭遇が発生した場所のうち、予測が当たっていた割合を表します。 例えば、実際の遭遇地点(Xマーク)が200か所あり、そのうち150か所が「非常に高い」と予測されていた場合、再現率は150 ÷ 200 = 0.75(75%)となります。
- 遭遇確率は0~1の数値で表されます。「非常に高い」は0.8~1.0、「高い」は0.6~0.8、「やや高い」は0.4~0.6、「可能性あり」は0.2~0.4、「低い」は0.0~0.2を意味します。 下のグラフを見ると、「非常に高い」だけに注目する(グラフ上では0.8付近)と適合率は上がりますが、再現率が下がり(見逃しが増える)ことがわかります。
- 見逃しを防ぐためには、再現率が十分に高い「やや高い」(グラフ上では0.4付近)や、自治体によっては「可能性あり」(0.2付近)のエリアから警戒することをお勧めします。 繰り返しになりますが「低い」となっているエリアでも絶対にクマと遭遇しないというわけではありません。必ず自治体からの最新情報を最優先にご確認ください。
クマの遭遇件数はどれぐらい増えているの?
- このグラフは、京都府における熊の遭遇数を直近3年間(月単位)で示した棒グラフです。
- グラフから、月ごとの熊遭遇の増減傾向や、季節的なピークが一目でわかります。例えば、春〜初夏や秋に遭遇件数が増える傾向が見られます。
技術的な内容・参考記事:
謝辞:
本研究では次のデータを使用しました。提供機関様に感謝します。
※このマップおよび掲載内容の無断転載・再配布を禁止します。
ご利用や転載に関するお問い合わせは、fukazawa at sophia.ac.jpまでご連絡ください。
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